Yahoo! JAPAN
犬の十戒。
捨て犬の十戒。
犬と暮らす前に。
パートナーの選び方。
どんな仔犬を選べばいいの?
犬とのコミュニケーション。
働く犬達。
犬はとても寂しがり屋。
犬の健康管理。
権勢症候群。
犬も年を取ります。
ペット・ロス。

個人サイト


お世話になった素材屋さん。












 どんな仔犬を選べばいいの? 

 『可愛くって賢くて、愛嬌があって人懐っこくて、無駄吠えしないで躾けによく応えてくれる犬』
 、と一行で終わらせる事も出来ますが、これではあまりにも「芸がなさ過ぎぃ」(*^。^*)ですね
では・・・
@音への反応を見てみましょう。
 犬を、少し高い台かテーブルの上に乗せます。そのすぐ近くで大きな音を立てます。(手を叩くなり工夫して下さい)どうですか?怯えて台の上にへばり付いていたり、ブルブル震えたり、台から飛び降りたりしましたか?もし、このような行動を取るようなら、その仔犬は選ばないようにしましょう。何故か?将来、雷や花火などの大きな音に怯えてしまう臆病な犬に育ってしまう可能性が高いからです。
 逆に
「平気の平左」って感じで尻尾を振って立っていられるような仔犬は『合格』です。
A犬の眼を見つめて下さい。
 他の犬達と比べて眼がキラキラしていますか?生き生きしていますか?はっきりした顔立ちをしていますか?尾の先端に触れると「サッ」と振り返る敏捷さがありますか?人が話しかけると、素直に反応しますか?小まめに動き回っていますか?
 
全体的な雰囲気として「生き生き」していれば『合格』です。
B噛み癖があるかどうかを調べてみましょう。
 まず耳や尻尾を軽く引っ張ってみましょう。
 「ウ〜ッ」と鼻にしわを寄せ、背中の毛を逆立てて威嚇する行動を取るようなら、神経質でキツイ性格である可能性があります。このような仔犬は避けましょう。
 ペットショップによっては嫌がる所が多いのですが、可能なら仔犬達が入っているショーケースやサークルの中に手や指を入れてみましょう。その時に、
喜んで飛びついてきて指や手をペロペロ舐めてくるような仔犬は『合格』です。
C視力が正常かも知っておきたいところですよね?
 仔犬の前に白いボールを転がしてみて下さい。動くものに反応すれば大丈夫。反応しなければ「目が見えていない」かも知れないと疑ってみましょう。

 目の前で懐中電灯などをチカチカさせてみて、瞳孔が大きくなったり小さくなったりすれば『合格』です。
D舌の表面はピンク色をしていますか?
 
舌の色はピンク色が健康の証しです。
 但し、いくつか特定の犬種には当てはまらない場合もあります。
E仔犬が生後何日ぐらいなのかも知っておく必要があります。
 
歩き方がしっかりしていない。ヨロヨロしている。
 見た目に体つきが「ぼや〜」としてハッキリしていない。
 ミャ〜ミャ〜としか啼かない。「ワン!」と吠えない。
 乳歯が生え揃っていない等々。

 
これらの状態の犬は生後一ヶ月も経っていないか、先天的な疾病を持っている可能性があります。
 このような仔犬を平気で展示・販売しているペットショップには二度と行かない事ですね。
 
F店内に入った時、異様に臭かったり、仔犬の入っているケージやサークル内に糞尿が放置されたままになっていたり、仔犬が便を食べているのに店員に気にしている様子がない。
 
このような「不潔」な店には『絶対』に行かない事!!
G仔犬には何を食べさせたらいいのか聞いてみましょう。
 「牛乳を温めて飲ませてください」とか「ドッグフードを牛乳でふやかしたものを食べさせて下さい」とか言う店も避けましょう。
 
牛乳は仔犬の胃腸内では消化吸収されません。
 こんな事も知らないペットショップは信用出来ません。
H前足の「腕(尺骨と橈骨)を観察して下さい。
 この部分が太かったら大きな犬に育つ可能性があります。
 ペットショップ等で仔犬を選ぶ時の参考にして下さい。
 足の細い仔犬はあまり大きくは育ちません。
 足の太い仔犬は大きくなってしまうかも・・・
 
犬は自分の体重を支えられるだけの足を持って産まれてきます。
(注)時には前後の足の太さがアンバランスな仔犬がいます。前足は太いのに、後ろ足が細いなどです。このような場合もあまり大きくは育たないようです。これは私の経験談としての話ですから信憑性は「?」ですけど ^_^;
I全体を観察してみてください。
 
毛艶がなんとなく悪い。
 抜け毛らしい部分がある。

 
このような場合、病気の前兆である可能性があります。
 店員が“どんな言い訳をしようが”そのような仔犬は選ばない事。またそのペットショップも避ける事。
 以上の十項目が仔犬を選ぶ際の参考になるかと思います。但し、私は獣医でもなんでもありません。
 あくまでも今までの経験と見聞からの“私見”ですので『絶対に正しい』とは言い切れません。
 「信じる」「信じない」はあなた自身が判断して下さい。

 『キャンベル・テスト』と呼ばれる、生後5〜7週目の子犬に対して行う、犬の性格判断テストがあります。試されてみては如何でしょうか?

 
あなたが、健康で賢く、生き生きとした
人懐っこい仔犬と出会える事を心から願っています。