Yahoo! JAPAN
犬の十戒。
捨て犬の十戒。
犬と暮らす前に。
パートナーの選び方。
どんな仔犬を選べばいいの?
犬とのコミュニケーション。
働く犬達。
犬はとても寂しがり屋。
犬の健康管理。
権勢症候群。
犬も年を取ります。
ペット・ロス。

個人サイト


お世話になった素材屋さん。

















犬とのコミュニケーション
 基本的な接し方は、どんな犬でも同じです。但し、純血種を選ばれる場合は特に注意が必要となります。(雑種犬なら心配ない、という訳ではありませんよ)
 純血種には(前にも書きましたが)どうしても個々の犬種に多く出てしまう遺伝病というものがあります。
 こればかりは見た目で判断する事は出来ませんし、血統書に何か情報が記載されている訳でもありません。
 欲しい犬種が決まったら、その犬種についての情報を本なりインターネットなり、様々な手段を利用して情報を収集して下さい。
 そして犬の成長に従って“発現するかもしれない”症状に十分注意を払って下さい。
 こういった事も、犬とのコミュニケーションが取れていないと気が付かない場合が多々あります。
 気が付かずにいて、手遅れになってから後悔しても遅いですから・・・
 
 犬の遺伝病に関しては以下のサイトを参考にして下さい。

日本ブリーダー協会
NPO法人 日本動物遺伝病ネットワーク
BBC NEWS Science-Nature Pedigree dog health to be probed (英語のサイトです)

 仔犬が家族の一員となったら、その日から「室内飼い」にしてあげて下さい。
 何故か?・・・日本の風習では「室外飼い」ですよね。
 「室内飼い」を勧める理由は、犬とは本来「群れ」で行動する動物だからです。仔犬にとっての「群れ」とは・・・?
 新しく迎え入れられた「あなた達」家族です。群れの中にいないとコミュニケーションは取れません。
 つまり「群れの中」=「室内飼い」です。
 「どうしても室内飼いはイヤだ」という場合は、必ず「家族の集まる場所」や「家族から見える場所」の近くの窓のそばなどに犬舎を置いてあげて下さい。
 また、天気の悪い日や夏の暑い日中、夜間や外出時等には玄関などに入れてあげて下さい。
 出来るだけパートナーや家族と接しやすい場所にいさせてあげて下さい。
 それと「室外飼い」される場合は注意して欲しい事があります。
 それは、犬への嫌がらせや盗難、子供のいたずら、夏の熱中症などです。
 私が実家にいた頃は・・・子供の頃の話ですが・・・ずっと「室外飼い」をしていました。でも、ある日の朝、犬小屋の横で冷たくなっていました。
 近所の人が目撃していた話を聞くと、近所の問題児(成人です)が、いたずらで石を投げつけていたそうです。どうやら石の当たり所が悪くて死んでしまったようです。殺されてしまったのです。
 遠い昔でも「こういう事」はあったのです。今の世の中の方が危険度は高いのではないでしょうか?
 可能な範囲でいいのです。出来るだけ「室内飼い」にしてあげて下さい。


 犬は撫でられる事が大好きです。優しい言葉をかけながら撫でてあげましょう。但し、犬が触られると嫌がる場所もある事を知っておいて下さい。
 犬が触れられて喜ぶのは、口元や耳元、首から胸、後頭部から背中にかけてのライン。
 但し「一日中ベッタリ」には問題があります。犬に必要以上の依存心が付いてしまいます。
 メリハリのあるスキンシップを心掛けて下さい。
※撫でて欲しいところ
 口元から耳にかけてのライン・後頭部から背中にかけてのライン・首から胸にかけてのライン
※触られるのを嫌うところ
 鼻先・尻尾・足元・耳の先っぽなどの「先端部分」と脇腹。

相反する事を言うようですが、躾け的には体のどこを触られても嫌がらない犬に育てる必要があります。何故なら病院などで診療を受ける時に体を触られるのを嫌がったり、或いは医師や助手さんに対して威嚇行動を取るようでは、病院での診察や治療が出来ないからです。

 犬にも人間と同じように感情があります。「嬉しい」「楽しい」「寂しい」「悲しい」「怖い」等々、豊かな表現力も持っています。認知力や問題解決力も、ほぼ人間の二〜三歳児程度の能力があるそうです。人間の感情と違うのは、「嬉しいものは嬉しい」「楽しいものは楽しい」「寂しいものは寂しい」と、とっても単純で、素直で、ストレートな感情なのだという事です。
 
 とにかく話しかけてあげて下さい。
 「犬なんかに人間の言葉が解かるはずない」と思わないように。
 話しかけられる内に、犬達は人間の言葉を少しずつ覚えていきます。何も格好付けて英語でコマンドを出す必要なんかありません。ごく普通に使っている言葉でいいのです。
 
 犬には人間の言葉は話せません。でも、人間の言葉が理解出来ないとは言い切れません・・・よね?
 犬と暮らした事のある人なら解かると思いますが、褒められた時には嬉しそうにしたり、叱られたりした時にはシュン〜としたりってのを見た事があると思います。「言うてる事、解かっとんやろか?」って感じた事ないですか?
 「おいで」「ごはん」「さんぽ」「おすわり」等々、どんどん話しかけてあげて下さい。
 
 犬達は言葉だけではなく、あなた方の行動も観察しています。言葉と行動を結び付けているのです。
 同じ言葉でも「トーン」の違いや動作の違いなどにも気が付きます。
 でも「偉い学者」さんに言わせると「言葉を理解している訳ではない」んやそうです。・・・ん〜、だんだん関西弁になって来だしたなぁ(笑)
 なんでも、言葉自体の持つ意味よりも、その言葉に込められたパートナーの感情や態度、声の調子で判断しとるそうです。他にも習慣的に耳にする言葉は、その言葉と結果を関連付けて覚えていってるそうです。
 だいたい20〜100程度の単語は識別出来るとか。でも20と100って、開きが大きいですよね?その差は「パートナーとのコミュニケーション」の差から来るそうです。
 「室内飼い」されている犬は、パートナーから頻繁に言葉をかけて貰えるけれど、「室外飼い」の犬は散歩と食事の時くらいしか言葉をかけて貰えない。
 常に言葉をかけて貰って育った犬と、放ったらかしにされて育った犬とでは、明らかに言葉の理解力が違うそうです。。
 なんか、人間が他国語を学習するのに似ていません?


 340種以上も存在する犬種の中には、人にも犬にも迷惑な連中がいます。
 まぁ、人間にも同じようなのがいますが・・・ ( ^ _ ^ ;)
 特に「人を咬む」犬には困ったものです。
 「人を咬む」傾向が強い犬種は「ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア」「ヨークシャー・テリア」「ミニチュア・シュナウザー」「ポメラニアン」「チャウ・チャウ」「アフガン・ハウンド」「シベリアン・ハスキー」「秋田犬」「シェパード」「ドーベルマン」「土佐犬」「マスティフ」等々。
 体の大きさは関係ない事が解かると思います。
 これらの犬達は咬傷事故を起こし易い傾向を持ってはいますが「必ず咬む」という訳ではありません。
 パートナー次第です。ちゃんとコミュニケーションを取り、しっかりとした躾けを行えば、かなり改善されます。
 小さな犬達が相手の場合は、人間の方が体力的にも勝っていますから何とか対処出来るでしょうが、大型犬が相手では最悪の場合「重症・死亡事故」にも繋がりかねません。
 
 中・大型犬で攻撃性の強い犬は、犬を訓練した事がある人、訓練出来る人以外は関わらない方が無難やと思います。


 「犬は飼い主に似る」
 嘘だと思いますか?でも本当なんです。では何故そうなるのか?
 犬達は、私達人間が想像する以上にパートナーの言動に注意を払っています。それはパートナーに好かれたい一心からなのです。
 その結果として「犬は飼い主に似て」しまうのです。それが良い事か悪い事かは・・・
 ケース・バイ・ケースなんですけどね(*^。^*)


 「目は口ほどにものを言う」
 犬は人の言葉をある程度理解する事は出来ますが、複雑な内容や長い言葉までは理解出来ません。
 そんな時に役立つのが「アイコンタクト」です。目には人の感情や考えなどが表れるので、犬はあなたの目から言葉以上の情報を読み取ろうとするのです。
 目を見る以外では、パートナーの仕草や声の調子などにも注意を払っています。

 犬と人との付き合いは一万年以上前にまでも遡れると言われています。
 他のペット達とは違い、それほどまでに犬と人との繋がりは深く、そして強いのです。
 あなたは、犬からも人間に対して話しかけている事に気付いていますか?
 声や尻尾などを使った全身の動き、顔の表情の変化に気付いた事がありますか?
 パートナーとのコミュニケーションがよく取れている場合には、パートナーには愛犬の訴えている事が解かるそうです。
 声の調子だけで「といれ」とか「おなかすいた」とか「あそんでよ」とか。
 犬には「鳴き声」と「吠え声」と「言葉(犬語)」と「ボディ・ランゲージ」の4パターンの表現力があるのではないかと感じます。
 私が勝手に思っているだけですけどね。


 犬語は殆どの人間には通じません。バウリンガルも当てにはなりません(笑)
 当たり前?(*^。^*)
 そんな時に犬達は「ボディ・ランゲージ」を駆使して感情を伝えようとします。
 
 犬の感情を読み取れますか?
 嬉しい時、楽しい時は体全体をくねらぜたり、跳ね回ったり、パートナーの顔を見ながらグルグル走り回ったり、明るい吠え声をあげたり、パートナーの顔をペロペロなめたりと、とにかくジッとおとなしくなんてしていません。そんな時は、犬達の顔も笑っているように見えたりします。
 
 尻尾を振っていれば喜んでいるのでしょうか?
 これ、勘違い、というか読み取れない人が多いです。
 犬は興奮すると尻尾を振るのです。その興奮の中には「喜び」の感情もありますが「攻撃」の感情である場合もあるのです。
 「尻尾を振っているから大丈夫」と迂闊に近付いたり触れようとすると「ガブッ」とやられるかも・・・
 でも、それは犬の感情を読み違えた“あなた”が悪いのですよ。 ........(m。_ _)/ 反省。
 
 この「ボディ・ランゲージ」を人間が完璧に理解出来るようになったら、どんなに素晴らしい事でしょうね。


以下のサイトも参考にして下さいね。
(アイウエオ順)
アイムス
アイリスペットどっとコム
うしお動物病院
カーミング・シグナル
カーミング・シグナル(犬のことば)
花王 ペットサイト
ペットカウンセラーとアニマルセラピーの会-Pure@online
ペットケアのことならPurina(ピュリナ)

ペディグリー